1. はじめに
当社は、企業活動のあらゆる側面において「法令遵守」および「高い倫理観」を基本理念とし、従業員一人ひとりが誠実に業務に取り組むことで、社会的信頼の獲得と持続可能な発展を目指します。
2. 基本原則
- 法令遵守・倫理の徹底
すべての業務において、関連する法令、規制、社内規程を厳守するとともに、高い倫理観を保持します。 - 公正・透明な企業運営
利害関係者（従業員、取引先、顧客、地域社会など）との信頼関係を構築するため、公正かつ透明な情報開示および意思決定を行います。 - 内部統制の強化
内部監査や定期的な教育・研修を通じ、コンプライアンス意識を組織全体に浸透させ、常に改善に努めます。 - 社会的責任の遂行
環境保全、労働環境の向上、地域社会への貢献など、企業の社会的責任（CSR）を果たす活動を推進します。
3. 適用範囲
本基本方針は、全ての従業員および取引先、パートナー企業に適用され、当社の業務全体に関与するすべての者が遵守すべき基本ルールとなります。
4. 運用と見直し
- 当社は、定期的な自己点検および内部監査を実施し、本方針の運用状況を確認・改善します。
- 方針の変更が必要と判断された場合、経営層による承認の上、速やかに改定・周知を実施します。
行動規範
当社のすべての従業者は、以下の行動規範を遵守し、日常業務において誠実かつ公正な行動を実践することが求められます。
1. 法令および社内規程の遵守
- 厳格な法令遵守
すべての法令、業界規範、社内規程を正しく理解し、これを厳守すること。わからない点があれば、上長または専門部門に確認を行います。 - 適正な業務遂行
企業倫理に基づいた判断で業務を遂行し、不正行為や利益相反が生じる状況に陥らないよう努めます。
2. 利害関係者との公正な関係
- 誠実な取引姿勢
取引先や顧客と対等かつ公正な関係を維持し、贈答や接待などによる不当な影響力の行使は一切行いません。 - 情報の適正管理
個人情報や機密情報については、厳重に管理するとともに、不正な開示や漏洩を防止します。
3. 社内コミュニケーションと内部通報
- オープンなコミュニケーション
上下関係にかかわらず、意見交換を活発に行い、問題が発生した場合は速やかに関係者間で共有し、対策を講じます。 - 内部通報制度の活用
不正や疑わしい行動を発見した場合、ためらわずに内部通報制度を利用し、適切な調査・対応を促進します。通報者のプライバシーや立場の保護にも努めます。
4. 社会的責任と持続可能性への貢献
- CSRの実践
環境保全、地域社会貢献、ダイバーシティ推進など、社会的責任を果たす活動を積極的に支援・実践します。 - 持続可能な経営
短期的な利益追求に偏らず、長期的視野に立った事業運営および健全な企業文化の醸成を目指します。
5. 違反時の対処
再発防止策の徹底
違反が発覚した場合、原因究明の上、再発防止策を速やかに策定し、全社的な対策を講じます。
厳正な処分
本行動規範に違反した場合は、社内規程に基づき、厳正な調査と適切な処分を実施します。違反の重大性に応じて、懲戒処分を含む措置が講じられることがあります。